日本でコンピューターサイエンス学士取得できる海外通信制大学まとめ

日本にいながらコンピューターサイエンスの学士が取れる海外大学は実質2校

こんにちは、です。

僕は、大学3年次を修了してすぐに「2年間」休学し、サンフランシスコ・シリコンバレーで2年弱ソフトウェアエンジニアとして働いていたことがありますが、実を言うと日本の大学で専攻が経済学部だったんですよね。

海外では経済学部も理系に見られますが、将来的に海外で大学院への進学や、就職ということを視野に入れると確実にコンピューターサイエンスの学士号があったほうが有利です。

ということで、今は大学を卒業して新卒外資IT社員をしていますが、並行してコンピューターサイエンスの学士号が取れる海外の大学のオンラインコースを探しています。

大体英語と日本語で調べられる限りでほとんどの主要なオンラインコースを展開する海外大学の情報を集めたので、まとめていきます。

海外渡航なしでコンピューターサイエンスの学士号が取れる海外大学は実質2校

結論から言いますと、日本在住で海外渡航一切なしでコンピューターサイエンスの学士号取得までできる海外の大学は

  • University of the People
  • University of London

の実質2校です。

この2校は働きながら第2学士号を取得しようとしている僕の基準に基づいて選出したのですが、

  • 海外渡航無し
  • 学費は日本の私立大学の1年間(120万円前後)

を基準として選出したので、実質2校となりました。

1. University of  the People

University of the Peopleはアメリカで正式に認可されたコンピューターサイエンスの学士号を提供する無料のオンライン大学です。

通称UoPeopleは、世界中の貧困の人にも開かれた人民大学で、学費が無料となっています。その理由は、有名企業や大学、ボランティアが支援しており、代表的な組織ではMicrosoft, HP, 国連, ニューヨーク大学, イェール大学, UCバークレ, NYUなどがあります。

実際は学費以外の手数料などで4年間に日本円で40万円ほどの学費がかかります。また、教材などは全てオンライン上で提供されるので、テキストを追加で購入などはありません(マイクロソフトオフィスも無料で利用できる)。正し、最終試験などに関しては試験監督が必要で、知り合いに該当する人がいなければオンライン試験監督代行サービス(1時間$15ほど)を使うことになるので、別途費用が掛かります。

上記を踏まえると、以下のような特徴があります。

  • 様々な認定機関に承認された正式な学士号
  • 学費は卒業までに40万円前後。3年次編入では約半分の学費
  • 教材はオンライン上で提供されるもので全てカバーでき、サイトに沿っていけば良い
  • 教材などはNYU, UCバークレーなども質向上に協力しており、成績優秀であればそれらの大学に編入も可能

入学要件や学費、パートナーシップ、教材、授業の質などは、「無料のアメリカオンライン大学University of the peopleとは?【まとめ】」に詳しく書いてあります。

2. University of London

ロンドン大学は18のカレッジ・研究機関の総称です。80人以上のノーベル賞受賞者と60人以上の各国元首・大統領・首相を輩出しているので、名門と言えます。ちなみに日本最初の内閣総理大臣の伊藤博文や、夏目漱石、現代では小泉純一郎、麻生太郎などがロンドン大学に留学経験があります。

そのロンドン大学の中のゴールドスミス・カレッジが提供するのが、以下の専攻です。

Computer Science(BSc:理学士)

2018年ごろに新しく開始した学士号プログラムです。

Couseraというスタンフォード大学が始めた、無料のオンライン教育サービスのプラットフォーム上で提供されるコンピューターサイエンス学士号コースです。プラットフォーム自体は無料ですが、このコースに登録するには3年間の学費で200万円ほど掛かります。(イギリスの大学は3年間で卒業可能)

基本的にはオンライン上の教材で学習し、最終試験は東京や大阪、福岡にあるブリティッシュカウンシルなどの施設でペーパーテストを受ける必要があります。

上記を踏まえると、

  • ロンドン大学というネームバリュー
  • 学費は3年間で200万円+教材や試験時の費用
  • 試験は地方だと東京などに行く必要がある
  • Cousera上でオンライン教材が提供される(UIが良い)
  • 新しいプログラムで情報が少ない
  • 通信の学士号も通学者と同等扱い

などの特徴があります。

詳細は英語ですが、「Cousera」のページに書いてあります。

Computing and Information Systems(BSc:理学士)

昔からあるプログラムで、入学すると学習ガイドが郵送され、必要なテキストなどが書かれており、それに沿ってテキストを購入し、自学する形式だそうです。基本的には最終試験の論述問題を英語で3時間行い、それで成績が決まります。めっちゃハード。

あまり大学側のサポートは期待できないですが、学費は3年間で90万円前後で、自走できる人にはいいかもしれないですね。また、学習教材を見たら2004年から更新されてないものなどもあったので、教材は古いかも。

上記を踏まえると、

  • ロンドン大学というネームバリュー
  • 学費は3年間で90万円+教材や試験時の費用
  • 試験は地方だと東京などに行く必要がある
  • 学習ガイドが送られてきて、それに従う形式
  • 教材が古い可能性
  • 通信の学士号も通学者と同等扱い

などの特徴があります。

こちらの詳細は「ロンドン大学のホームページ」にあります。

CSとCISの違い

英語だとコンピューターサイエンスはCS、コンピューティングと情報システムはCISと略されますが、CS専攻は技術者になりたい人向けのシラバスで、CISはプロジェクトマネージャーやシステム設計者、日本でいうSEになりたい人向けのシラバスになります。

他に比較検討した海外通信制大学

一応世界中の大学を調べてみたので、少しだけ紹介します。

アメリカの通信制大学

アメリカには、代表的なものでハーバードエクステンションスクールや、シアトル大学、ペンシルベニア州立大学のオンラインコースがありますが、1年間の学費で200万〜300万円するので、即候補から除外しました。ネームバリューはありますが、オンラインでこれは高すぎますね。あと、なぜかオンラインのCS専攻が存在しない大学が多かったです。

また、基本的に数回はアメリカへ渡航する必要があるため、UoPeople以外は調べた範囲では除外しました。

イギリスの通信制大学

イギリスには放送大学の元祖であるOpen Universityなどがありますが、University of London以外は学費が高い上に、Open Universityを除いて通学が必要なため候補から除外しました。

ヨーロッパの通信制大学

ヨーロッパは正直調べてないです。そもそも、留学生でも学費自体が無料で、英語のプログラムを提供する国(ドイツなど)が多いので、通信で行くくらいならお金貯めて現地行った方が良さそうでした。

今回は働きながら学士号を取りたいので除外しました。

アジアの通信制大学

アジアは情報が少ないです。公用語が英語の国もありますが、基本的に英語だと情報が少なすぎて候補から外しました。英語のプログラムが存在するかも謎ですが、あるのであれば学費は安そうですね。

まとめ

UoPeopleかUoLの3つの専攻でめちゃくちゃ迷っている。正直続くかもわからないし、途中で退学して大学院へ進学する可能性すらある。

しかし、そのためにほとんどのオンラインコースは1モジュールごとにお金を支払う形式(pay as you go)なため、気軽に入学しやすいというのはあります。

とりあえずどこかでやってみるというのもありかも…

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Masaki Nishi

Masaki Nishi

大学を2年間休学し、サンフランシスコ・シリコンバレーを拠点にbtraxという会社でソフトウェアエンジニアをしてました。現在は復学し、経済を学びつつbtrax、株式会社オカムラさんとリモートで働いてます。2020年から新卒で外資ITへ。

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